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自分でタイムラプスを撮るとやる気(motivation)が上がることから、制作時に必要な感情や条件を考察する。(自分の場合)

・ある程度緊張している

・作ってる事を誰かに知られている

・時間制限がある

・多少の空腹時

・瞑想状態

etc…

それにしても、“制作中の途方も無い不安”というのは常に付き纏う。

作品=作家という方程式が成り立つのであれば、、、

人間は間違える=作品は常に間違えである

人間は不完全だ=完全な作品なんてない

完璧を目指しているわけではないが、結果的に何が成功と呼べるのか、何を目指すべきなのかわからなくなる。

わたしと自身の作品との距離感はある程度離れている。

つまり“自分の子”の様には思えない。作品が窯から出てきた時は寧ろ他人になった様な感覚である。

粘土に触れている時、作っているが1番作品を身近に感じる。一体であると思う。

私が窯で作品を焼成した後に、組み合わせたりして工程を加えたい理由は、他人(他人ってなんだ?)みたいになった作品にもう一度触れて、自分に引き寄せたいからなのかもしれない。


Taking a time-lapse by yourself will increase my motivation, so consider the emotions and conditions necessary for production. (In my case)

・ I'm nervous to some extent

・ Someone knows what l am making

・ There is a time limit

・ Slightly hungry

・ Meditation state

etc ...

Even so, "tremendous anxiety during production" always accompanies.

If the equation of work = artist, then ...

Humans make mistakes = works are always wrong

Humans are imperfect = there is no perfect work

I'm not aiming for perfection, but as a result I don't know what I can call success or what I should aim for.

There is a certain distance between me and my work.

In other words, it doesn't look like "my child". When the work comes out of the kiln, it feels like someone else.

When I'm touching clay, I'm making it, but I feel close to the first work. I think we’re one.

The reason why I want to add a process by combining works after firing them in a kiln may be because I want to touch the work that looks like another person (what is another person?) And draw it to myself.





↓English translate is the bottom side↓


東京藝術大学修士課程を修了いたしました。

トルコ留学と休学を含め、8年間の藝大生としての学生生活は一旦終わります。


この大学を目指す事、留学に行く事、制作を続けていく事など、いつも衝動に突き動かされるままにわがままに生きてきた私が「やりたい!」と言った事に「やってみなよ」と支えてくれ、活動を見守ってくれる両親や家族に本当に感謝しています。

陶芸研究室の皆様、先生方にも大変お世話になりました。自分が休学した為に、今年出会えた先生や後輩もいました。新しい同級生も出来ました。

バレーボール部の仲間は学年や専攻が混ざり合い、一緒に汗を流しながらとても濃い時間を過ごしました。バレー部に出会えて本当に良かった。


仕事に関しては、来年度(明日から)は同大学の美術教育という機関で助手として働いています。

誰かに良い影響を与えられるような、新しい風を吹き込めるような人間になりたいと思っています。


その後の事はまだわかりません。またトルコに滞在したいし、海外で制作もしたい。

福祉(この言葉が適切かわかりません)とアートを繋げる活動もしていきたいし、特に作る喜びを教える活動をしたい。

作ることをきっかけに人々が集う空間も作りたいと思っています。やりたい事が沢山あります。


忙しくても、お金が無くても、大切なことだけは失わないように、

忘れていたら思い出すように、生きていきたいです。


I completed the master's course at Tokyo University of the Arts.

It was the 8 years of student life including studying as Exchange program student at Anadolu university, Eskisehir in Turkey.


I am really grateful to my parents and family for supporting me and encouraging my activities.

Also, I deeply appreciate to everyone in the ceramic art laboratory, professors and teachers.

In this year, I could meet new members, teachers and friends.

My university life cannot tell without Volley ball club. Previously, as I was a captain ,so there were very fulfilling time with members that grades and majors were mixed. It was really nice to meet them.


Regarding my work, I will start new job at same university as a research assistant of Art Education faculty (Aesthetics and art history). I want be a person such as giving positive influence and breathing new air.


I am ambiguous about my future. I mean, I still don't know what happened after that.

I really want to stay in Turkey again and also I want to make art work in other countries.

I'd like to connect “Care” and “Art”, because creative making is good effect for all people.

In addition, I want to create social space where people gather as trigger by creating art.

Actually, I haven't decided what I want to do.


No matter how I am busy, broke, I don't want to lose important things.

If I forget, I will remember that immediately.


Life still goes on.





“新しい物体を作る”という事に抵抗を覚え、なかなか粘土を手に取れなかった。


展示後は作品の置き場所に苦労したり、

大学にいると“割って捨てる”という行為を頻繁に見る。


自分の作品を割って捨てるのは、

まるで処刑台へ連れて行くようだ。


何かが捨てられていくのを見るのはいつも辛い。


新しい物を作る事だけが前に進むことでは無い!と強く思うのだが、

私の身体自体が新しいものを取り入れて、古いものを排出して生きているし、女性の体だから新しい人間を産み出すことが可能かもしれない。


新しいものはなんでも、必ず古いものと繋がっている。


.....

過去の作品が思い出のような感覚になる前に、それを用いて新しいものと古いものの中間のような作品を作ろうと思った。


現段階での思考を表してみようと思い、

3月の展示に向けてようやく制作を始めた。

現在は焼成中である。 割る(分解する)という行為を意図的に加える。

そして、新しい物体で再結合する。



↓分解した作品は修了制作展に向けて作っていた一部分。乾燥で割れた為、展示には出していなかった。



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