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物体をつくるということ-Considering about making objects-

“新しい物体を作る”という事に抵抗を覚え、なかなか粘土を手に取れなかった。


展示後は作品の置き場所に苦労したり、

大学にいると“割って捨てる”という行為を頻繁に見る。


自分の作品を割って捨てるのは、

まるで処刑台へ連れて行くようだ。


何かが捨てられていくのを見るのはいつも辛い。


新しい物を作る事だけが前に進むことでは無い!と強く思うのだが、

私の身体自体が新しいものを取り入れて、古いものを排出して生きているし、女性の体だから新しい人間を産み出すことが可能かもしれない。


新しいものはなんでも、必ず古いものと繋がっている。


.....

過去の作品が思い出のような感覚になる前に、それを用いて新しいものと古いものの中間のような作品を作ろうと思った。


現段階での思考を表してみようと思い、

3月の展示に向けてようやく制作を始めた。

現在は焼成中である。 割る(分解する)という行為を意図的に加える。

そして、新しい物体で再結合する。



↓分解した作品は修了制作展に向けて作っていた一部分。乾燥で割れた為、展示には出していなかった。



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